サムスンとCoinbase、7500万台のGalaxyユーザーに暗号資産取引サービスを提供

2025年10月3日、サムスンはCoinbaseとの戦略的パートナーシップを発表しました。本提携により、米国の7,500万台のGalaxyデバイス利用者は、Coinbase Oneサービスへ直接アクセスできるようになります。これはCoinbase史上最大規模のコンシューマー向け展開であると同時に、Galaxyが暗号資産分野で実施する最大の取り組みとなります。

利用者は、追加のアプリをダウンロードしたり資金を移動したりすることなく、Samsung Walletから直接Coinbaseにアクセス可能です。これにより、取引手数料ゼロや高利回りのステーキング報酬を享受できます。さらに、Samsung PayとCoinbaseアカウントの連携により、保有する暗号資産を用いた決済も可能となります。これにより、Galaxyユーザーは、すでに支払いカード、交通カード、身分証を格納している同じウォレット環境内で、暗号資産ツールを利用できるようになります。

Coinbase最高商務責任者(CBO)であるShan Aggarwal氏は、次のように述べています。

「我々の使命は、10億人以上をオンチェーンに導くことです。その第一歩は、人々がすでに存在している場所――つまりスマートフォン上で彼らに出会うことです。」

本サービスはまず米国で開始されますが、サムスンとCoinbaseは、今後数か月以内に国際市場への拡大を計画しています。

前の記事

仮想通貨(WIF/dogwifhat)とは?特徴・価格推移・将来性を解説

次の記事

Coinbaseは米国通貨監督庁(OCC)に対し、連邦信託会社免許を申請中です。

コメントを書く

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です